未来にはばたく子どもを育てる

つよく かしこく あたたかく

小中連携教育の取り組み

流山市立おおたかの森小・中学校では、併設校であることを最大限に生かし、小中併設型の小中連携教育を実践し、小学校と中学校が一体となった9年間の連続した教育環境づくりを推進します。

児童・生徒の交流、教職員の連携

  • 小中学校の子ども達が互いに交流することで、自分の役割や立場を自覚し、自尊感情・自己有用感を高めることにより、心の成長を促します。
  • 教職員が連携することにより、小学校のきめ細かな指導と中学校の教科の専門性を相互に学び合うことで指導力の向上が図られます。

授業形態の工夫

  • 教科の専門性を生かし、中学校の先生の小学校への出前授業、小学校5、6年生での教科担任制等の導入を進めます。

「中1ギャップ」の防止

  • 交流を活発にし、わかりあえる、効果的な集団づくりを進めることにより、学校環境(文化・習慣)の急激な変化を防ぎます。
  • 学校、家庭、地域が一体となって、小中連携のための教育環境づくりを進めます。

取り組みの実際

  • 合同あいさつ運動

    小中学校合同で正門前でのあいさつ運動を行っています。

  • 合同清掃活動

    清掃場所により、小中学生が一緒に清掃活動を行うことにより、互いの意識を高め合っています。

  • 合同避難訓練

    無言で避難する中学生の姿が小学生の手本となります。

  • 合同引き渡し訓練

    小学生の弟・妹が、中学生の兄・姉を待ちます。

  • 合同給食会・長縄大会【おおたかっ子活動】

    小中学校合同で縦割り学級を編成し、一緒に給食を食べたり、長縄大会に挑戦したりします。

  • 部活動交流

    小学校6年生が3学期に中学校の部活動を体験します。

  • 研究テーマの統一

    小中学校で同一のテーマに基づいて研究を進めています。昨年度の研究主題は、「小中併設校の特性を生かした教育活動の推進 ~学力の向上と豊かな心を育むための指導方法~」でした。

  • 合同研修会

    小中学校の教師が、合同で研修会や授業研究会を行っています。小中学校教職員の共通理解を図り、方向性を確認しながら研究を深めています。

  • 中学校教員が小学生を指導

    小学校5年生の家庭科と6年生の図工の授業を、専門性を持った中学校の先生が指導しています。

  • 教科担任制の導入

    小学校5・6年生の社会と理科で、それぞれ教科担任制を導入し、教科によって異なる教師の指導を受けています。このことにより、子ども達を複数の目で見ることができ、中学校へのステップとなります。