現代の子ども達の遊んでいるゲームといえば「３ＤＣＧ」が主流だと思いますが、発売初期のゲームは「ドット絵」というもので、色の違う点を繋ぎ合わせて絵を表現するというものでした。そんなドット絵を連想させる「アイロンビーズ」を作る子ども達は、ネットの画像や、保護者の方が作成した「鬼滅の刃」のキャラクターの作品を手本に一粒ずつ丁寧にビーズを敷き詰めていました。細かく数を数えて作品をコピーする子どもの集中力もスゴイですが、５頭身程度のキャラクターを２頭身に縮めて表現できる保護者の方の表現力にも驚愕です。

本日から臨時休業中の学習支援として下記のサイトに学習支援動画が配信されています。
https://flow-mountain.work
流山北小学校からは５年生の担任が「直方体や立方体の体積」について動画を配信する予定です。北小の子ども達だけでなく、市内全校の子ども達が視聴するということで、市内の５年生全員の学力を左右する状況に置かれた５年生の先生達も「最高の授業をしなければ」という使命感に燃えています。
今から５年生の先生がどんな授業をするのか楽しみですね。

休校措置から３週間程経過しましたが、残念ながら未だにコロナウイルスの感染が収束したとは言えない状況です。国の緊急事態宣言は５月６日までですが、延長にはならないでしょうか。
学校でも、万が一の休校延長も考え、新たな課題作成に取り掛かっています。低学年は手書で課題を作成しており、北小の中でも群を抜いて字が上手な北田先生の作る生活科の課題は、人間が書いた文字とは思えません。書写の課題を作成している訳ではなく、この文字であることを考えると、まだまだ本気を出していない可能性も高いです。
子ども達がいない分、心血を注いで作成している課題ではありますが、これが配られないことを祈るばかりです。

１年生はアニメ「お猿のジョージ」の「ドーナツ怖い」（検索するとYou Tubeで見ることが出来ます）という話を視聴していました。話の内容は、おつかいで１ダースのドーナツを買うはずが、習ったばかりの「０（ゼロ）」を付け足してしまい、１００ダースのドーナツを注文してしまったジョージ。ドーナツを自宅に届けようと帰路につくジョージを追いかけるドーナツ屋ですが、ジョージは自分の失敗を隠すためにドーナツ屋の追跡を振り切ろうと逃げ帰るというもの。現実でやろうものならえらいことですが、可愛いキャラクター達が巻き起こす寸劇に、１年生のみならず４・５年生も楽しそうにしていました。最後は親代わりの「黄色い帽子のおじさん」に１２００個のドーナツを注文したのがばれてしまうのですが「勉強した０を使えたんだな」と褒められるという、まさかの展開。１個１００円だとしても１２万円の出費をした時、この切り返しができる人間はそうはいないのではないでしょうか？
午前中はミスを誤魔化そうとする話でしたが、午後には「謝ることの大切さ」の映像教材を視聴していたので、子ども達の陰と陽のバランスはちょうど良い具合に保たれていると思います。

人類の活動は縮小していますが、そんなことはお構いなしにグングンと成長する植物を見ていると、自然の力強さを実感します。
そんな力強さを象徴するのが、種を蒔いた訳でもないのに何処からともなく湧き出てくる花壇の植物。普段なら栽培委員会の子どもが手入れをしてくれるのにと考えていると、３年生の山田先生が草刈りをしてくださっていました。
大量の雑草の中に埋もれたネモフィラだけを残し花壇を掃除する技術は正に職人技！！除草後の花壇に足を踏み入れてみると、耕運機で耕すより遥かにフカフカしていました。ぜひとも栽培委員会に欲しい逸材ですが、残念なことに山田先生は環境委員会の担当でした。